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ポケット一杯の幸福 。

 ライフログを眺めてたら、この映画の話を書きたくなった。はい、もうすぐしたら仕事に戻りますんで(笑)

 「ポケット一杯の幸福 」はフランク・キャプラの名作だ。自らの作品である「1日だけの淑女」というモノクロ映画を、後年カラーでリメイクしたのがこの映画。
 私がこの「1日だけの淑女」(原作では「マダム・ラ・ギンプ」)という短編に出会ったのは、小説であった。作者はデイモン・ラニアン。「ブロードウェイの天使」という文庫をなにげなく買って読んだのがはじまりだった。その後作品集全4巻を読破。禁酒法時代のブロードウェイを舞台とした、愛すべき住人たち(ギャング含む)の物語は、独特の語り口調で綴られる。キレがよくて粋でいなせでハートウォーミングな群像劇たち。映画「野郎どもと女たち」もラニアンの原作です。

 ネタバレになっちゃうかな。
 困ってるおばあちゃんをね、みんなで助ける話しなんだけどね。泣けるんじゃなくて、ほんわり嬉しい気分になれるわけ。キャプラの「ポケット〜」はほんとに色がキレイでね、ベティ・デイビスがぱーっと変身するところなんか、もうあなた。
 それぞれがいろんな思惑でいろんな事をしでかしちゃうけど、結果オーライで、そして人生は続く。みたいな(笑)こんな説明じゃわけわかんないですよね。

 ラニアンの原作は、最後のオチがきいてて超イカス。映画で台詞として喋ってもおもしろくないこのオチは、文字で読まなきゃ。ぜひ。(ライフログに入れたいけど、画像がないのよねえ。。。アマゾンに。本のライフログが少ないのはそのためです。画像の無い本が多い。。。なぜ?)
by kids_blog | 2006-02-18 12:22


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