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スラムダンク完全版、一気読み。

 ミクシの「日記」(というのも書いてるんです)の方には書いたのが、「スラムダンク」をヤフオクで落札し、3日で全24巻読んだ。読み切った。仕事せずに(笑)

 はあ〜〜〜。。。。。。。満足。「なに泣いてんだよ」と夫につっこまれつつ最終巻読了。

 「リングにかけろ」もそうですけど、物語が走り出すまでの布石に7巻くらい使ってるんだよね。その部分って結構退屈なんですけど、無いと厚みが足りない。「七人の侍」で言えば、七人が集まるまでのところね。いざ合戦、となるとあとは勢い。スラダンではみっちゃんのエピソードや、花道のお父さんの話とか。あそこらへんがとても上手い。
 あと重要なのは「語り部」としての木暮メガネ君の存在。木暮君は読者の「よりしろ」でもある。彼の語りのおかげで「高校生活」というたった3年間の夢物語が生きてくるのであった。友情・努力・勝利。まさに「ジャンプシステム」の王道の物語。でも、スラダンにはそれだけではない「何か」があるのだ。たぶん。
 作者の絵の上達が、花道のバスケの上達と比例してるようなのもすごい。

 ライフログに追加してみました。ついでに、「ギルバート・グレイプ」も。これも話の骨格が似てると思うんだけど。なぜか好きだ、この映画。
by kids_blog | 2006-01-17 09:49


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